使用する検査機器


設備

機器の名称 排水勾配計
機器の使用目的 排水横管の勾配の確認、測定
機器の概要 勾配計の気泡管により配管の傾斜を測定する。排水管用の勾配計は気泡管の部分が工夫されており、勾配が判定しやすくなっている。

排水勾配計の例
使用方法の概要
<排水横管の勾配の確認、測定方法>
1.測定
排水横管の上に、軸方向に排水管勾配計をのせ、気泡の位置で勾配を読み取る。
2.確認内容
自然流下式の排水システムでは、排水横管の上流側(器具側)から下流側(排水立て管)に向かって勾配が必要となる。
勾配が不足している場合や勾配が逆になっている場合には、排水不良、滞留水が発生し、漏水などの原因となるので、適切な勾配が設けてあるか確認する。
関連する不具合事象 「設備からの漏水」
備考 排水横管勾配の判断の目安
(引用:SHASE-S 206-2019 給排水衛生設備規準・同解説:(公社)空気調和衛生工学会)
呼び径[mm] 勾配(最小)
65以下
75~100
125
150以上
1/50
1/100
1/150
1/200