下げ振り(ダイヤル表示・デジタル表示) | |
壁、柱など構造物の傾斜の確認や測定 | |
〈下げ振り(ダイヤル表示 ・ デジタル表示)の例〉
下げ振り(ダイヤル表示 ・ デジタル表示)は、本尺と、振り子を内蔵した鉛直計から成り、下げ振り(垂球)同様、構造物の傾斜測定に用いられるもので、比較的小規模の測定に向いていて、測定場所や用途に応じ、各種の大きさ(本尺の長さ)のものがある。下げ振り(垂球)に比べ、強風や、多少の振動に影響されずに測定でき、一人で操作が可能である。 傾斜は、内蔵された表示盤に表示される。(ダイヤル表示・デジタル表示)。 鉛直計を本尺に対し直角に取り付け、水平を測定する勾配計として使用できるものもある。 ダイヤル表示の例(本尺) ダイヤル表示の例(ダイヤル部)
<仕様例>(参考値)
種 類 : ダイヤル下げ振り目 盛 量: 1mについて1㎜の傾斜(0.057゜=3.4´) 精 度 : 1mにつき±0.5㎜以下 <目盛板微動調整部>
鉛直方向に目盛板のゼロ点を合わせるときに使用。<指針固定レバー>
使用しないとき、又は輸送時に指針を固定するために使用。 |
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<下げ振り(ダイヤル表示)の測定例>
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「外壁の傾斜」、「内壁の傾斜」「建具の開閉不良」 | |
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