【木造(枠組壁工法)】
住宅の竣工
  (注)このフローは、ホルムアルデヒド濃度の測定結果があることを前提としている。測定結果がない場合には、「7 詳細な調査による原因の特定」に準じて測定を行っていく必要がある。
また、VOCの汚染の場合にも準用できる。
 
室内空気汚染の発生
 
 
 
  1. 室内空気の汚染状況等の確認
  2. 室内空気の測定内容・状況の確認
  3. 調査結果の保存
 
 
  1. 設計内容の確認(設計図書等のチェック、設計者へのヒアリングなどによる)
    • 内装仕上材、下地材、施工材
    • 天井裏等の対策
    • 換気設備の設置、換気計画
    • 配置計画、平面計画
    • 床の設計
 
 
  1. 書類による確認(工事監理記録のチェック、施工者、管理者へのヒアリングなどによる)
    • 内装仕上材、下地材、施工材(接着剤等)の選択、品質
    • 天井裏等の施工状況
    • 接着剤、塗料等の施工状況
    • 機械換気設備の設置の状況
    • 床の施工状況
    • 養生等の状況
 2.目視等による確認
 
 
  1. 評価内容の確認(評価書のチェック,ヒアリングによる)
    • 室内化学物質濃度の測定内容
    • 濃度測定時点と現状との相違点
 
 
  1. 使用状況等の確認
    • 換気の実施状況、メンテナンス
    • 日常生活の状況、持ち込み家具や日用品の状況
 
 
  1. 近隣の状況の確認
    • 近隣にある工場、クリーニング店、幹線道路上の車等の排気の影響
    • 近隣で行われた塗装工事、防蟻処理等の影響
    • 隣家からの排気や臭気等の影響
 2.調査結果の記録
 
 
 
総合的な原因の判定