補修費用の目安


床鳴り下地合板の張替え（根太を含む）F-2-102
木軸

不具合の程度 床仕上下地材の浮き、床鳴りが発生。

A.積算の前提条件
(a)
立地・敷地条件
ｲ）
地　域：東京（区部）
ﾛ）
敷　地：工事用車両の進入が可能
(b)
建物概要
ｲ）
構造等：2階建在来軸組工法、一戸建て専用住宅
ﾛ）
仕上等
部位 仕上 備考
床（２階） 合板12mm下地複合フローリング12mm張り 木製既製品幅木
Ｈ＝60mm
内壁（２階） せっこうボード12.5mm下地ビニル壁紙張り （床先行施工）
(c)
補修工事の発注形態
住宅取得者が工事業者へ発注
(d)
補修工事概要
ｲ）
工事対象部分・規模：２階個室　床（約10㎡）
ﾛ）
工事範囲等
範　　囲
  • 下地合板12mmの全面除去、新規張替え
  • 床仕上材の全面除去、新規張替え
  • 内壁下地材の２段目胴縁以下部分除去、新規張替え
  • 内壁仕上材の全面除去、新規張替え
付帯する工事 -
備　　考
  • 電気設備等（コンセント等）は工事範囲外

B.補修工事費の目安
(a)
工事費の設定
ｲ）
設定方法
  • A．（a）～（d）および以下の①～④を条件として、工事業者より見積りを徴集（3社）。
  • 見積り内容を確認し、積算の前提条件を満たしていないものを除外する（0社）。
  • 見積り金額の最低金額から最高金額の範囲を工事費の目安とする。
①
調査費は含まない。
②
家具等の移動にかかる費用は含まない。
③
工事用仮設電力・水道費は含まない。
④
居住者の移転費用は含まない。
ﾛ）
工事費の目安
28万円～36万円（3社）（平成１２年４月現在）
(b)
工事費の変動要素（提示条件内での変動）
ｲ）
養生方法・範囲
ﾛ）
仕上材の仕様・グレード
ﾊ）
床下地材の不陸調整、留付直しの程度
ﾆ）
壁補修範囲の高さ設定
(c)
工期
７～１０日間程度


補修費用の目安の活用方法と活用上の留意点
▲トップへ戻る