床の傾斜
束立てによる大引きの補強
F-1-208
木枠
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(*1) 大引き下寸法が40cm程度以下の場合、施工精度の確保が困難な場合または床鳴りの発生が予測される場合は、床上からの施工となり、以下の工事手順が2と3、4と5の間に追加される。
2’.床材の撤去 |
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- ①
- 補修箇所の回り1.8m四方程度の床仕上材、下張板、床根太を取り外す。
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4’.床材の張り直し |
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- ①
- 取り外した床根太を取り付け直す。
- ②
- 撤去した下張材を張り替える。
- ③
- 床仕上材を居室単位で張り替える。
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施工上の注意点
- 大引きを引き上げるとき、他の束が浮き上がり別の不具合が生ずることがあるので注意する。
- プラスチック製束又は鋼製束を使用する場合は、各製造所の施工要領書等に従い適切に施工する。
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№ |
書名[該当箇所](監修) |
編著者 |
発行所 |
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1 |
枠組壁工法住宅工事仕様書 2023年版[p82(4.8)] |
(独)住宅金融支援機構 |
(株)井上書院 |
2 |
枠組壁工法住宅の設計とディテール[p107] |
新井新吉 |
(株)井上書院 |