(既存のタイル張り付け材がセメントモルタルの場合)
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施工上の注意点
(※1)タイル張りのひび割れ・欠損、はがれ・浮きがALCパネルの割付目地に関連する場合はS造G-2-403(ALCパネル下地タイル伸縮調整目地新設工法)による。
(※2)張替え部のタイルおよびモルタルを撤去する際、ALCパネル下地面の破損が生じた場合は、RC造・S造G-2-704(充填工法(ALCパネル))により破損部の修復を行い、充填した修復材の養生期間を十分にとったのち、「5.工事手順の例」の「4.セメントモルタル張りタイル下地の施工」又は「4.外装壁タイル接着剤張り下地の施工」の作業を行う。
ALCパネル下地面の破損が生じた場合の工事概要(引用:参考文献2) (※3)外装壁タイル接着剤張りの場合は、タイルに目地を詰める場合と、タイルに目地を詰めない場合があり、伸縮調整目地の納まりが異なる。また、接着剤を目地として露出させる場合には、耐候性に優れ変退色の少ない接着剤を選定する配慮が必要である。(参考:参考文献4)
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№ | 書名[該当箇所](監修) | 編著者 | 発行所 |
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1 | 建築工事標準仕様書・同解説 JASS19 セラミックタイル張り工事(2022)[p151] | (一社)日本建築学会 | (一社)日本建築学会 |
2 | ALC外壁補修工法指針(案)・同解説[p27解説、p58~59、p61] | 日本建築仕上学会 | 日本建築仕上学会 |
3 | ALCパネル現場タイル張り工法指針・同解説(第4版)[p25~27,31~33,35~39] | 日本建築仕上学会 ALCパネル現場タイル張り研究委員会 |
日本建築仕上学会 |
4 | ALCパネル現場タイル接着剤張り工法指針・同解説(第2版)[p72~75,79~82,84~86,p90~93] | 日本建築仕上学会 ALCパネル現場タイル張り研究委員会 |
日本建築仕上学会 |
5 | JIS A 6916:2021 建築用下地調整塗材[附属書A タイル張付け用モルタルの品質] | 揖斐敏夫 | (一財)日本規格協会 |
6 | JIS A 5557:2020 外装タイル張り用有機系接着剤[4.種類] | 揖斐敏夫 | (一財)日本規格協会 |